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【公共工事 現場レポ】河川の保護工事を進めております。

みなさんこんにちは。WEB担当のコト犬です。

ホームページもリニューアルし、最初の記事更新となります。
今まで以上に皆さんにおもしろい情報をお届け出来るよう、4本の足をフルに使ってばりばり書いていきますので、よろしければ読んでみてください。

今回の記事は「公共工事」について。
公共工事ってこんな風に進めるんだな~ と楽しんで頂けたら幸いです。

 

さて突然ですが、公共工事ってなんなんでしょう。

 

通常の住宅は、お施主さんと湖都建設の契約で進んでいきます。

このお施主さんが「公共」、つまり市役所や地方自治体・県・国などの場合、それは公共工事となります。

特に、傷んでしまった道路の補修や、災害リスクのある場所の補強・改善などが多いです。要はみんなで使う場所をより安全に快適にする工事です。

 

今回は、市役所さんとのお仕事で、河の保全工事です。

現状は、建物の真裏にも関わらず、法面の土がむき出しな現場。

開始時写真
Before

今現在、水はしっかり流れているのですが、何かのきっかけで土砂が流入しかねません。そうなったら、水が流れなくなり、大元の流れにも影響を与えてしまいます。もちろん、隣接する住居も大きな被害を受けるかもしれません。

そこで、河の法面(斜めの壁)を補強し直す工事をすることになりました。

まずは現場の確認。底面は比較的整っているのですが、両サイドの壁と法面があまりにも老朽化しています。

まず、河を上流でせき止めて、ポンプで水を排出します。

(ポンプがない時代は手で汲みだしていたかと思うと昔の方は本当に凄いです。。)

その後、斜面の岩や土を整えていくのですが、土や岩の重量は凄まじいので、崩れてこないようにしっかりと囲いを立てます。

その作業の進み具合を見ながら、並行して斜面の成型を進めます。

だいぶ整ってきました。(写真の手はスタッフのものです。注意しておきます。)

ある程度整ってきたら、「水糸」と呼ばれる水平を出す糸を張り、均一なラインで仕上がるように重機で斜面を締め固めていきます。(うっすら黄色く見えるのが水糸です。)

そしていよいよコンクリート打設に向けて配筋作業です。斜面に沿う形で、びっしりと鉄筋を這わせていきます。
(並行してブロックで外構も整えています。)

この配筋作業がしっかり出来ていないとコンクリートのくいつきが悪く、設計された強度が出ませんので、特に丁寧に進めます。

そうこうしている内に…

コンクリート打設が終わりました。

 

えっここまで細かく見てきたのに打設中の写真は?

 

 

すみません、コンクリートは時間との闘いなので、打設中の写真を撮っていなかったのです。。。

 

次回こそは、すきまなくコンクリートを詰める様子を皆様にお届け出来るよう気を付けます!

そんな事を言ってる暇もなく、どんどんコンクリートを職人達が整えていきます。
足場も限られているので、足の長さを活かした技術が光ります。

そして成型完成です。あとは固まるまでしっかりと保持します。

雨が降ると表面がでこぼこになってしまい、職人の作業が台無しになります。
なので、天気予報を確認しながら打設日を計画しています。

乾燥完了後、お施主さんと共に進捗確認です。

 

改めて施工前と見比べてみましょう。
(クリックで大きく表示されます。)

 

 

がっちりとした河になりましたね!
これで、法面が崩壊して水の流れをせきとめる恐れもなくなりました。

 

このようにして、湖都建設では公共工事も受注しております。
間接的にではありますが、みなさんが安心して暮らせる町づくりに関わる重要なお仕事です。

建設会社の職能を活かして、これからも地域の皆様のお役に立てるように頑張ります!

 

 

 

ということで。。

河川の保護工事レポート、いかがでしたでしょうか。
極力、全体の流れがわかって頂けるように、写真を多めでお届けしました。
思考錯誤しながら、今後も楽しんで頂けるよう頑張ります。

 

それでは、また次回の記事をお楽しみに。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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